SENIOR VOICE

中堅看護師

資格に挑戦し、地域貢献できる看護師を目指します

出身校
診療科目

現在の働き方を教えてください

入職してから整形外科に所属しています。
元々、学生時代に整形外科に入院した経験があり、当科に興味を持っていました。疾病が治癒し、その過程を看護したいと思い配属希望を出しました。
入職当時は、患者さんの気持ちに寄り添うことを大切にして看護をしていましたが、今はさらに、患者さんそれぞれの生活の現実に即した問題を解決するために寄り添いたいと思っています。患者さんの背景にまで目を向けて必要な支援やサポートを検討し、実際に患者さん・家族に提案できるようになりました。

挑戦していること

高齢化率が高い栄区の整形外科で働く中で、生活に治療を組み込まざる得ない患者さんを目の当たりにしてきて、何かしたいと思うようになっていました。
その中で、部署面談(キャリア面談)の際に師長さんから骨粗鬆症マネージャーの資格取得に興味はないかとのお話をいただきました。整形外科にもっと詳しくなりたい、地域に貢献する術を磨きたいという気持ちがあったので、やってみようと思いました。骨粗鬆症マネージャーを取得してFLSに尽力している先輩の姿を間近でみてきたことも決意した理由の一つです。
高齢者は骨の脆弱性が低下し、生活機能を一瞬にして奪い、生命予後の悪化をもたらします。多職種チームではFLSについて定期的に勉強会を開催し研鑽を重ねて、連携を図っています。私も資格取得前からその勉強会には参加させてもらっています。
興味関心があることを学び、実際に活動する場があることはとても良いと思います。
今後、どう活動していくか考えている最中ですが、資格を取得したことで得た知識や経験を後輩への指導に活かし、後輩育成に力を入れていきたいです。

※1 FLS・・・Fracture Liaison Service(骨折リエゾンサービス)の略。多職種連携により、脆弱性骨折患者に対して転倒予防を実践することで二次骨折を防ぐ取り組み。

PNSについて

一人で解決することがないので、分からないことをなあなあにすることなく、不安を軽減して働くことができています。看護師が安心して提供する看護は、患者さんの安心にもつながっていくと思います。また、PNSは他の看護師のアセスメントや患者さんとの関わり方を見て学ぶこともできます。後輩から学ぶこともたくさんあります。後輩とペアを組むことが多く、わからないことはその場で聞いてもらう環境がつくりやすく、振り返りもしやすいです。
学生の皆さんは色々な不安があると思います。ですが、PNSで分からないことは聞き、自分のやりたいことに挑戦できる環境があります。ぜひ当院の見学にお越しください。

一覧へ戻る