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手術支援ロボット「ダビンチ」について

手術支援ロボット「ダビンチ」について

ロボット支援手術とは

ロボット手術といっても、自動で手術ができるわけではなく、執刀医は患者さんのベッドの隣にある操縦席に座って、ロボットを操作し、ロボットの4本のアーム(腕)を通して手術をします。
ロボット手術は従来の腹腔鏡手術と同じように、患者さんの体に数センチ程度の小さな切開部を作り、そこからロボットのアーム(腕)と内視鏡を挿入します。医師は内視鏡のカメラ画像を見ながら、操縦席からアームを操作し、その手の動きをロボットがより細かく精密な動きとして体内で再現することで手術をします。

ダビンチの特長

小さな傷口

ロボットのアーム(腕)の先端のシャフトは直径8mm程度。先端の鉗子(指に相当する部分)を小さな動きで操作することで、小さな傷口での手術を可能にします。

鮮明な3D画像

執刀医の操縦席のモニターには、高画質で立体的な3Dハイビジョン画像が映し出され、手術中の視野が広がります。

精密な手の動きを再現

医師がロボットアームに装着されている鉗子やメスを操作します。ダビンチの鉗子(ロボットの指)は関節構造を持ち、さらに人間の手より大きな可動域を備えています。先端が自由に回転・角度を変更できるため、従来の手術用鉗子では難しかった操作もでき、人の手の届かない臓器の裏側も手術が可能になります。

さらに、手ぶれ補正機能も備えてますので、細かい操作もより安全かつ正確に行えます。

メリットとデメリット

従来の腹腔鏡手術と同様に体に小さな穴をあけて行う手術です。傷口が小さく済むため、手術中の出血量を抑えられると同時に、手術後も傷の痛みが少なく、術後の回復が早い傾向にあります。そのほか、ロボットによる手術は下記のようなメリットが期待されます。

メリット

  • 手術創が小さい、出血量が少ない
  • より早い回復、日常活動への復帰
  • 合併症のリスクが低い
  • 機能の温存が向上
  • 正確な切除

ロボット手術の指先にあたる「鉗子(かんし)」の動きは正確かつ緻密で、人間の手以上の複雑な手術が可能になるため、体の機能を温存させることが期待できます。また、肉眼の10倍以上の拡大視野で手術を行うため、より正確ながん切除が可能と言われています。

デメリット

  • 直接患部に触れることができない
  • 併存疾患によってはロボット手術の適応外となります。

直接患部に触れることができないため、執刀医には技術と慣れが必要となります。ダビンチの製造元であるインテュイティブ・サージカル社が定めるトレーニングを修了し認定資格を取得し、各学会の指針に基づき研鑽を積んだ医師が執刀します。 また、以前に腹部手術を受けたことのある患者さんもロボット手術を受けることができない場合があります。主治医とご相談ください。

当院における対象疾患

  • 消化器外科 (胃がん、直腸がん)
  • 泌尿器科 (前立腺がん)

上記疾患については、2024年度内に導入予定。
その他の疾患についても順次拡大予定。

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神奈川県横浜市栄区桂町132番地

045-891-2171(代表)
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