国家公務員共済組合連合会 横浜栄共済病院|栄区唯一の救急医療機関|地域医療を新たなステージに高める

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当院の取り組み

当院の取り組み・特徴

医療ネットワークの強化について

心臓と脳を守る高度血管内治療


TAVI-大動脈弁の新しい治療法-

急性心筋梗塞や脳梗塞、脳出血、くも膜下出血に代表される循環器疾患の治療は時間との勝負です。1分でも早く専門医による治療を開始しなくてはなりません。
当院は横浜市疾患別救急医療政策において急性心疾患と脳血管疾患の救急医療体制の一翼を担っており、多くの専門医やメディカルスタッフが一丸となって、24時間365日高度な専門救急医療体制を構築しています。

― 循環器疾患 ―
横浜南部地域で最も早く、昭和43年に心臓血管外科を開設した当院は、昭和50年代から人工心肺を用いた手術を開始し、循環器疾患全般にわたり豊富な診療実績を積み重ねてきました。
最近では、2019年9月にTAVIの実施施設に認定されました。TAVI(タビ)(経カテーテル大動脈弁置換術)は、大動脈弁狭窄症に対する新しい治療法で、神奈川県内では当院を含め10施設が認定されています。(2020年3月時点)
TAVIの登場により、さまざまな理由で開心手術を受けることが困難と診断されていた方にも治療の可能性が広がりました。今後も本疾患でお困りの方に幅広い治療を提供できるよう尽力していきます。
― 脳血管疾患 ―
昭和55年の脳神経外科開設以来、緊急性を要する脳卒中疾患に対し治療を行ってきました。平成23年からは脳神経内科も開設され、脳神経外科医と脳神経内科医が協力して治療にあたっています。
開設当初は、脳動脈瘤クリッピング術、脳内血腫除去術、動静脈瘤奇形摘出術など開頭手術を中心としていましたが、治療方法の発展は目覚ましく、現在は以下のようなより低侵襲治療を多く行っています。
●脳梗塞に対する超急性期のt-PA投与等の内科的治療や、それに引き続いて行うカテーテルを用いた脳血管内治療といった治療
●くも膜下出血に対するカテーテルによる動脈瘤塞栓術、脳出血に対する神経内視鏡を用いた手術
当院は病棟内にSCU(脳卒中ケアユニット)を有し、横浜南部地域の基幹病院として脳卒中疾患診療に積極的に取り組んでいます。

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医療ネットワークの強化について

がん診療

がんの主な治療方法は、「手術」「抗がん薬治療」「放射線治療」の3つであり、がんの種類や進行度によってこれらを組み合わせる「集学的治療」を行うことが高い治療効果につながります 。
当院では、高精度放射線治療機器の導入、新棟建築を中心とした病院再整備による療養環境の向上、そして質の高い専門チームの編成等により、この3つの治療をすべて完結して提供できる体制が整えられています。
また、がんの治療期間は、身体的症状の緩和や、安心して治療に専念できる環境づくり、心理的・社会的サポートも必要になります。医師、看護師をはじめ、薬剤師、栄養士、ソーシャルワーカー等がチームとなり、がんと診断された時から患者さんとご家族が最善の治療とケアを受けられるようにサポートしていきます。

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医療ネットワークの強化について

24時間体制の「断らない救急」で


地域に安心を

当院は、「断らない救急」をテーマに救急体制を整備してきました。昭和14年に大船海軍共済病院として創設され、今日のように多くの救急医療機関がなかった時代から、当院が横浜市南部地域から鎌倉市に及ぶ救急医療を担っておりました。
また、急性心筋梗塞等の心疾患や脳卒中などの救急医療に早くから力を入れてきたことも当院の特徴といえ、横浜市の行なっている急性心疾患や脳血管疾患に対する救急医療体制においても創設当初より携わってきました。
現在は、人口12万人の栄区唯一の救急医療機関として、栄区を中心とした近隣地域から、年間6千台を超える救急車搬送を受け入れ、二次救急拠点病院としての役割を担っています。

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    医療ネットワークの強化について

    地域医療ネットワークの構築

    当院は栄区唯一の二次救急拠点病院として、急性期入院治療を提供しています。患者さんは、急性期治療を終えたあとも、回復期や療養期において入院や定期的な通院、在宅医療、介護が必要となることも多々あります。患者さんが次の治療・療養段階に応じた適切なサービスを、切れ目なく受けられるよう、当院は地域の医療機関・介護福祉施設と連携し、ネットワークを築いています。
    日頃から患者さんの情報を共有するだけでなく、医療機関・介護福祉施設と、年に複数回目的に応じた会合を開催し、互いの機能等の理解を深め、患者さんが必要とする医療サービスを提供できる医療機関・介護福祉施設を紹介できる体制を整えています。

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    医療ネットワークの強化について

    ロボット支援手術


    ロボット支援手術について
    現在日本国内において様々な手術支援ロボットが承認されています。当院では2023年5月から整形外科領域の手術支援ロボットの運用を開始しました。

    ー人工関節置換術支援ロボット(ROSA Recon システム)ー
    2020年4月に保険収載された手術支援ロボット「ROSA Recon システム」(米国ジンマー・バイオメット合同会社)になります。
    この手術支援ロボットは、変形性膝関節症変形性股関節症に対する人工関節置換術で使用されます。これまで術者の経験にゆだねられていた様々な点をロボットがアシストすることによって、低侵襲で合併症リスクの少ない手術を目指すことが可能になります。
    ーROSA(ロザ)とは?ー
    2007年にフランスで開発された神経外科と整形外科領域の手術を支援するロボットです。横浜栄共済病院で今回導入した人工膝関節置換術のプログラムを組み込んだ「ROSA Reconシステム」は、手術で重要になる靱帯や筋肉といった軟部組織のバランス調整や、人工関節の設置角度など、術者の手技をより正確にサポートする機能が複数備えられています。
    ー保険適用ー
    「ROSA Reconシステム」では現在人工膝関節全置換術人工股関節置換術保険適応となっています。

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    手術支援ロボット「ダビンチ」

    手術支援ロボット「ダビンチ」

    手術支援ロボットda Vinci(ダビンチ)は、低侵襲技術を用いて複雑な手術を可能にするために、1999年にアメリカで開発されました。日本では2009年に承認・導入され、当院でも消化器外科、泌尿器科で2024年4月以降、順次導入予定です。 医師とロボットの技術が融合することで、手術の確実性・安全性向上と低侵襲を実現し、手術に伴う患者さんの負担の軽減を目指しています。

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    〒247-8581
    神奈川県横浜市栄区桂町132番地

    045-891-2171(代表)
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    ※ 救急は24時間365日受け付けています。

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