頭部外傷について

脳・神経

脳神経外科部長 野村 素弘

1. 頭部外傷の種類

頭部の外傷には、脳挫傷、急性硬膜下血腫、急性硬膜外血種、慢性硬膜下血腫などがあります。

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2. 症状・経過

外傷の程度により症状は異なり、生命にかかわるものから軽症まであります。重症なものでは、意識障害、手足のまひなどが症状として出ます。

3. 治療方法

急性の血腫で、生命にかかわる状態の場合は緊急の手術で血腫を取り除くことが必要となります。

4. 慢性硬膜下血種について

軽い頭部外傷後数か月経過してから、頭蓋骨の中に出血が徐々におき、脳を圧迫して症状を出すものです。頭部外傷の中では頻度の高いものです。

頭痛、意識障害、認知症のような症状、手足のまひなどが症状として挙げられます。

局所麻酔で、頭の骨に小さな穴をあけ、血腫を洗い流す手術により症状を改善させることができます。

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5. 低髄液圧症候群

外傷の後などに、脳脊髄液が首から腰までの脊椎のどこかで硬膜の外に漏れることにより生じます。頭痛、倦怠感が強く、症状は寝ると軽くなり、立った状態や座ると強くなります。検査で髄液の漏れを確認し、ブラッドパッチという、血液を硬膜の外のスペースに注入する治療が行われます。

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