神経鞘腫について

脳・神経

脳神経外科部長 野村 素弘

1. 神経鞘腫とは

神経細胞を取り巻く細胞から発生する良性の腫瘍です。もっとも頻度が高いのが聴神経腫瘍(前庭神経鞘腫)です。他の神経に生じる場合もあります。

2. 症状・経過

腫瘍の大きさにより症状は異なります。腫瘍が小さければ症状はありません。ある程度の大きさとなると、聴神経腫瘍の場合は、聴力低下、めまい、ふらつき、顔面神経麻痺などが出現します。

3. 治療方法

腫瘍が大きく脳を圧迫している場合は手術にて摘出します。また、術後の残存腫瘍や小さな腫瘍に対しては集中的に放射線をかけるサイバ-ナイフやガンマナイフといった治療を行うことができます。症状がない小さなものでは、CT, MRIなどで定期的に検査をおこない経過を見ていきます。

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