骨転移への放射線治療

放射線・検査

放射線治療科医長 朝比奈 泰斗

骨転移(転移性骨腫瘍)の中でも現在痛みなどの症状を呈しているもの、または今後症状の原因となりうるものが放射線治療の対象となります。全ての骨転移が放射線治療の対象となる訳ではありません。放射線治療は骨転移による疼痛を緩和するためや骨折の予防、神経症状の改善、しびれや麻痺の予防のために行います。癌腫にもよりますが、約60~90%の患者さんに疼痛緩和効果がみられるといわれています。疼痛緩和効果は一般的には照射終了後より出始め、照射終了後4週~6週でピークに達するといわれています。
あくまで症状緩和が治療の目的であり、一般的には放射線治療により骨転移の完治を目指していくわけではありません。

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