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病院のお話・健康コラム

肺癌について

呼吸器内科

呼吸器内科部長 三浦 健次

概要

肺がんは日本人における癌死の第1位であり、発生率は50歳以上で急激に増加します。日本人が生涯のうちに肺がんになる割合は男性で7.4%、女性で3.1%と言われています。

喫煙は危険因子の1つであり、非喫煙者に比べて、喫煙者が肺がんになるリスクは男性で4.4倍、女性で2.8倍高くなります。肺がん以外の癌のリスクも増大することが知られており禁煙をすることが望ましいでしょう。

肺がんに特徴的な症状はありませんが、咳嗽、喀痰、血痰、発熱、呼吸困難といった呼吸器症状がみられることもあります。このような危険因子例、有症状例に対しては、肺がん検出のための検査を行います。

肺がんの早期発見 - まずは検診の結果を確認しましょう! -

最初に行うべき検査は胸部X線です。胸部X線は、職場検診で行われている場合はそれを基に検診判定が手元に送られますので、そのコメント通り病院を受診するか、または翌年検診を受ければいいのかを判断していただければと思います。職場で受けてから時期が開き、さらに先に述べた様な症状がある場合は医療機関へ受診することが望ましいでしょう。(職場検診をしておらず症状もない場合は、まずは人間ドックを利用してみて下さい。)

また喀痰検査は、ハイリスク群(50歳以上で喫煙指数(1日喫煙本数×喫煙年数)が600以上)では肺の中枢部にできる癌の検出において重要でありできれば初回受診時に出そうならば出していただきます。提出用の容器がありますので、初回受診時に出なければその容器を持ち帰り、自宅で出し、所定の日時、場所へ持参していただきますので、初回受診時にティッシュに入れて持参する必要はありません。

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