前立腺癌に対するロボット支援前立腺全摘術について
横浜栄共済泌尿器科では
2024年
5月より前立腺癌に対しロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘術を開始しました。
「手術用ロボット ダヴィンチXi(DaVinci Xi)とは」
インテューティブ社が製造する、低侵襲技術を用いて複雑な手術を可能とするために開発された2024年現在では最新の手術用ロボットです。
高画質で立体的な3Dハイビジョンシステムの手術画像のもと、医師の操作によって実施され、人間の手の動きを正確に再現する装置で、術者は鮮明な画像を見ながら、人の手首よりはるかに大きく曲がって回転する手首を備えた器具(鉗子)を使用し、精緻な手術が可能です。
ロボット支援手術・ダヴィンチはサージョンコンソール、ペイシェントカート、ビジョンカートの3つの機器によって構成されています。
「サージョンコンソール」とよばれる操縦席に座り、3D画像を見ながら手元のコントローラーを操作。
「ペイシェントカート」の4本のロボットアームにその動きが伝わる
「ビジョンカート」のモニターに手術中の画像が映し出され、手術スタッフも同じ画像が共有されます。

数カ所の小さな切開部から手術を行うため、傷が小さく、出血も抑えられ、手術後の回復が早く、患者様の負担が軽減されます。 コンソールモニターには高画質で立体的な3Dハイビジョンシステムの手術画像が映し出され、医師がロボットアームに装着されている鉗子やメスを操作します。 ダヴィンチの鉗子はリスト構造を持ち、人間の手より大きな可動域と手ぶれ補正機能を備えています。

前立腺癌手術では骨盤の奥にあり開腹手術では見えにくい場所にある前立腺摘出後の膀胱と尿道を縫う操作で特に活躍し、開腹手術や従来の腹腔鏡手術と比較し出血量の減少や術後の尿失禁の改善をきたすと報告されています。

横浜栄共済病院泌尿器科では前立腺癌に対するロボット支援 腹腔鏡下 前立腺全摘術を行っています。将来的には腎がんに対する腎部分切除や腎摘除術、腎盂尿管がんに対する腎尿管全摘術、膀胱がんに対する膀胱全摘術も検討していく予定です。