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診療科により、受付時間が異なる場合がございます。
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開院記念日(7月15日に一番近い水曜日)
年末年始(12月29日~1月3日)
※ 救急は24時間365日受け付けています。 -
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面会制限中
循環器内科 部長 岩城 卓
喫煙がもたらす健康リスク
タバコを吸うことがどれほど健康に害を与えるかについて、私たちはよく耳にします。しかし、喫煙が引き起こすリスクは予想以上に深刻です。タバコに含まれる有害物質は、肺だけでなく、心臓や血管、さらには消化器系や皮膚にも悪影響を与えます。
例えば、喫煙は以下のような病気の原因になります。
・肺がん: 喫煙者が肺がんにかかる確率は非喫煙者よりも圧倒的に高くなります。
・心筋梗塞・脳卒中: 喫煙は動脈硬化を進行させ、血栓を引き起こすことで心臓や脳への血流を妨げます。
・慢性閉塞性肺疾患(COPD): 喫煙によって肺が炎症を起こし、呼吸が困難になる病気です。
・皮膚の老化: 喫煙は血流を悪化させ、肌の老化を早めます。
これらの病気のリスクを減らすためにも、禁煙は重要な選択です。
禁煙のメリット
禁煙を始めることは、すぐにでも健康に良い影響を与えます。喫煙を止めると、体は急速に回復し始め、さまざまな健康改善が期待できます。
・24時間以内: 血圧や脈拍が正常に戻り始め、心臓病のリスクが低減します。
・3日後: 体内のニコチンが完全に排出され、味覚や嗅覚が改善します。
・1ヶ月後: 呼吸が楽になり、咳や息切れが減少します。
・1年後: 心臓病のリスクが半分に減少します。
・5年後: 脳卒中のリスクが非喫煙者と同じ水準に近づきます。
・10年後: 肺がんのリスクが喫煙を続けた場合に比べて半減します。
禁煙をすることで、体だけでなく、精神面でもポジティブな変化を実感できるはずです。
禁煙に成功するためのステップ
禁煙を成功させるためには、計画的に進めることが大切です。以下のステップを参考にして、無理なく禁煙を始めましょう。
1.禁煙の理由を明確にする 禁煙を決意する理由をしっかりと意識しておくことが大切です。「健康を守りたい」「お金を節約したい」「家族や周囲の人々に良い影響を与えたい」など、自分自身にとって重要な理由を確認しましょう。
2.禁煙の日を決める 禁煙を始める日は、自分の生活の中で大きな変化がない日を選びます。急なストレスや忙しい日程を避けて、スムーズに禁煙を開始できるようにします。
3.ニコチンの依存を減らす方法 禁煙開始時には、ニコチンの依存を減らすためにニコチンガムやニコチンパッチを使用するのも一つの方法です。これらは、タバコの代わりにニコチンを少しずつ補うことで、禁断症状を和らげる役割を果たします。
4.周囲のサポートを得る 禁煙を始めるときは、周囲の人々に宣言してサポートをお願いすることが効果的です。家族や友人に禁煙の決意を伝えることで、自分を励まし、禁煙を続けやすくなります。
5.ストレス管理を行う 喫煙の多くはストレス解消のために行われます。禁煙中のストレスを乗り越えるために、趣味や運動、リラックス法など、他の方法でストレスを解消する方法を見つけましょう。
6.食事と運動に気を使う 禁煙後に体重が増えることがあるため、食事に気をつけることが大切です。健康的な食事と適度な運動を取り入れて、体調を整えましょう。
最後に
禁煙は簡単なことではありませんが、あなたの健康と未来を守るために、今すぐ始める価値があります。禁煙を成功させることで、心身ともに健康的な生活を取り戻し、周りの人々に良い影響を与えることができます。自分自身にとって一番良い選択をし、禁煙を実現しましょう。
あなたの禁煙への第一歩を応援しています。サイトマップはこちら
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