泌尿器科

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休診情報


  • 休診 泌尿器科 宮井 敏孝 医師

診療科紹介

泌尿器科は尿および性器に関する領域 ( 泌尿生殖器 ) で、主に外科的処置(手術等)が必要な疾患を中心として診る診療科です。
具体的に取り扱う臓器は、腎臓、膀胱、陰茎、尿管(腎臓と膀胱をつなぐ管)、尿道 (膀胱より下部、陰茎先端までの尿が通る部分)、陰嚢、精巣、前立腺などです。

認定施設等

  • 日本泌尿器科学会 泌尿器科専門医教育施設

主な対象疾患

前立腺癌

前立腺癌の早期発見に最も優れた検査は前立腺癌の腫瘍マーカーであるPSA 採血です。 PSA値 、直腸指診、超音波断層検査、MRIの結果などから、前立腺癌の疑いがあれば前立腺針生検を行います。
前立腺生検では、経直腸的超音波ガイド下に前立腺を穿刺して組織を採取し、病理組織学的に癌細胞の有無について調べます。検査は通常二泊三日の入院で麻酔をかけて疼痛の少ない状態で行い、検査結果は退院後2週間前後の外来で説明しています。
病理組織学的に癌と診断されれば、まずは胸腹部CT、前立腺MRI、骨シンチで臨床病期診断を行い、PSA値、年齢、癌の悪性度などの結果に基づいて治療法を相談、検討していきます。
前立腺限局癌と診断され80歳以下で元気な方であれば根治的前立腺全摘除術の適応となります。一方前立腺限局癌であっても80歳以上の方や心臓が弱いなど合併症のある方や、前立腺被膜外浸潤のある方は放射線治療が適応になります。転移を認める場合には内分泌療法や抗癌剤治療を行い継続していきます。
当院では2024年より最新の手術用ロボット ダヴィンチ(DaVinci Xi)を用いたロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘術を行っております。開腹手術や従来の腹腔鏡手術に比べて出血量が少なく術後の疼痛も比較的軽微で入院期間も短縮しました。手術後の腹圧性尿失禁は術後半年には10%以下でごく少量の方がほとんどです。
放射線治療に関しては強度変調放射線治療(IMRT)を実施しています。小線源療法を希望される方は大学病院へ紹介しています。
(当院で実施する放射線治療について詳しく知りたい方は放射線治療科ページをご覧ください。)
PSA 値が高い方や漸増する方は、泌尿器科受診をお勧めします。

前立腺肥大症

前立腺肥大症の程度の評価(超音波検査、尿流量測定、残尿測定)および前立腺がんのスクリーニング(直腸診、PSA採血)を行います。
そのうえで薬物療法を中心とした治療を検討します。 薬物治療にも関わらず排尿障害が残存し尿閉(でなくなってしまう状態)を来す場合や、残尿が多い方や薬の効果が期待できない場合はTUR-P(経尿道的前立腺切除術:約10日程度の入院)を行っております。

腎細胞癌

腎細胞癌の手術は術後創部痛の少ない腹腔鏡下根治的腎摘除術を原則としますが、大きな腫瘍の場合は開腹手術、腫瘍径が 4cm 以下で腎外に突出している場合は、腎温存手術(腹腔鏡下腎部分切除術)も行っています。

腎盂・尿管癌

腎盂・尿管腫瘍は、まず尿路造影・腎盂尿管尿の採取にて尿細胞診検査を行い、必要に応じて尿管鏡視下生検を施行し可能であれば悪性腫瘍の細胞診・組織診断を得てから腹腔鏡併用腎尿管全摘除術を行うようにしています。

膀胱癌

表在性膀胱癌は経尿道的膀胱腫瘍切除術を行い、一方、浸潤性膀胱癌は膀胱全摘除術および尿路変更術を行っています。また、壁外浸潤を有する場合には、手術前後に癌化学療法を行っています。表在性膀胱癌は経尿道的手術後でも再発が多いことが知られており積極的に再発予防目的での術後即時抗癌剤膀胱内注入療法を行っております。尿路上皮癌は無症候性血尿をきっかけに発見されることが最も多いため、肉眼的に血尿を認める方は早めの泌尿器科受診をお勧めします。

腎尿路結石

尿管結石は側腹部から下腹部にかけての激しい疼痛を伴いますが、結石は意外に小さいことも多いです。無症状のこともあり水腎症の精査やレントゲン検査などで偶然発見されることもあります。発見されないまま水腎症の状態が長期間続くと腎機能障害を招きます。
一般に、 4mm 以下の尿管結石は、痛み止めで痛みを抑え、様子を見ることができれば自然排石することが多いです。 5-8mm の尿管結石は1~2ヶ月経過をみて、排石しなければ 外科的治療をお勧めします。 9mm 以上の結石は痛みが軽度でも自然排石の可能性が低いため腎機能障害を起こす可能性のある結石は外科的治療を行うことをお勧めします。
当院では2017年よりレーザー結石破砕装置を導入し、腎尿管結石はレーザーによる経尿道的結石破砕術(TUL)を行っております。通常3泊4日入院で全身麻酔可能な方を対象に、結石をレーザーで砕石し回収をすることにより、確実性の高い結石除去率を目指しております。(体外衝撃波結石破砕術は2021年より運用を停止しています)
膀胱結石は内視鏡を用いた経尿道的膀胱結石破砕術を行っています。

主な診療実績

項目 2023年度 2022年度 2021年度
腹腔鏡下前立腺全摘術 11件 10件 9件
腹腔鏡下腎または腎尿管全摘除術 22件 19件 22件
経尿道的膀胱腫瘍切除術 104件 98件 96件
経尿道的尿路結石破砕術 53件 52件 54件
前立腺生検 155件 151件 113件

外来担当表

午前 山本 貴之
安田 尚輝
長島 政純
宮井 敏孝
山本 貴之
安田 尚輝 長島 政純
宮井 敏孝
宮井 敏孝
山本 貴之
午後 再診 長島 政純 - - - -
手術 予約検査 手術 予約検査 手術

初診受付 8:30~10:30

担当紹介

  • 専門分野

    泌尿器科一般 泌尿器癌全般(外科的治療・化学療法) 排尿障害、尿路結石

    認定資格

    日本泌尿器科学会専門医・指導医
    日本がん治療認定機構がん治療認定医
    日本泌尿器内視鏡学会・泌尿器腹腔鏡技術認定医
    泌尿器ロボット支援手術認定医
    緩和ケア研修終了

  • 専門分野

    泌尿器科一般

    認定資格

    日本泌尿器科学会専門医
    日本泌尿器内視鏡学会・泌尿器腹腔鏡技術認定医
    泌尿器ロボット支援手術認定医
    緩和ケア研修終了

  • 専門分野

    泌尿器科一般

  • 専門分野

    泌尿器科一般

受診について

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詳しくは各診療科のご案内でご確認ください。

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